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2017

4/06

親知らずについて


 

「親知らずって抜いたほうがいいんでしょうか?」この質問はよく受けます。

そもそも親知らずとは18歳から20歳くらいで生えてくるため親の知らない時に生える歯という意味で

親知らずと呼ばれています。(諸説ありますが)

なぜ親知らずを抜くことが多いかというと真っすぐに生えてくることが少ないからです。現代人は

あごの大きさが昔に比べて小さくなっていてキレイに親知らずまで並ぶことの方が少なくなっています。

真っすぐに生えていないので歯磨きが難しくて虫歯になったり歯ぐきが腫れたりしやすくなります。

やっかいなのは親知らずが横向きにある場合です。一つ手前の歯を巻き込んで虫歯になったり全体の歯並びに

影響をおよぼしたりします。

実際にその様なことになっている親知らずは抜歯することがほとんどです。なかには今の時点では何もなって

なくても将来的にそうなってしまう可能性が高い場合は予防とした抜歯をすすめる場合もあります。

逆に言うと真っすぐ生えておりしっかりと口の中で機能している親知らずは抜く必要がないといえます。

また特例として自家歯牙移植といって自分の親知らずを他の抜けてしまった歯の場所に移植するといった

治療法がありそこで親知らずが活躍する場合もあります。

他にも抜いた親知らずを冷凍保存したり、幹細胞を使った再生療法など全身の病気の治療に利用するといった

事も最近できるようになっています。

分からない事や気になる事があればいつでもご相談ください。