JR茨木駅・阪急茨木市駅/一般歯科・根管治療・歯周病・インプラント・義歯

2017

3/01

歯科で治療をする上で注意すべき薬について


 

お医者さんから高血圧や糖尿病などで定期的に薬を処方されている方も多いと思います。歯科で治療をする場合に服用している薬の影響を受けるものでもっとも注意喚起されている薬の話をします。

ビスフォスフォネート系製剤(以下BP製剤)は、骨粗しょう症やがんの骨転移などに対し非常に有効なため、多くの方々に使用されています。しかし、最近、BP製剤使用経験のある方が抜歯などの顎骨に刺激が加わる治療を受けると顎骨壊死が発生する場合があることが分かってきました。

顎骨壊死とはあごの骨が腐ってしまうということです。

海外での報告では、抜歯を行った場合、骨粗しょう症で、BP製剤の内服をしている患者さんでは1000人中1~3人、悪性腫瘍に対して使用されたBP製剤の注射を受けている患者さんにおいて100人中6~9人の方に顎骨壊死が生じたと報告されています。

顎骨が壊死すると、歯ぐきが腫れる・激痛・膿が出る・歯がグラグラする・顎骨の露出などが生じます。がん患者さんの骨病変に用いられる新たな治療薬としてヒト型抗体製剤であるデノスマブが2012年に承認されましたが、BP製剤と同頻度で顎骨壊死が起こるとの報告があり、併せて注意が必要です。

通常の歯科治療では特に問題ない場合がほとんどですが、抜歯や歯周外科など骨を触るような治療の場合要注意となります。

お医者さんからこのような薬を処方されてる方は必ずお知らせください。お医者さんからも歯科の先生に伝えるようにお話があるはずです。