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2016

7/02

歯ぎしり、くいしばりについて


 

皆さん、口を閉じてみてください。上下の歯はどうなっているでしょうか?当たっている方は要注意です。

口を閉じていても会話中や食事中以外では上下の歯は接触しないのが通常です。パソコン、家事中、運転中など

何かに夢中になっている時に上下の歯が接触している方が多いと言われています。この場合、意識的にグッと

かみ合わせて力を入れるくいしばりとは異なり微弱ながら持続的な力がかかり続けています。

歯ぎしりのイメージとしては就寝中にギリギリと歯をすり合わせる音がして周囲の方に指摘されて気づいた

という方も多いと思いますが上記の接触では音はほぼしないので周囲から指摘されることもなくまた自分自身でも

無意識にしているため全く気付いていない方がほとんどです。

歯ぎしりや接触による正常ではない力が歯にかかることで歯がすり減ったり欠けたりして虫歯や知覚過敏を引き

起こしたり、ひどい場合は割れてしまうこともあります。肩コリ、頭痛、顎関節症などになりやすいとも

言われています。

やめるためには意識的に歯を離すように訓練して習慣化する必要があります。まずは、そういった癖がないか

ご自分で気づくことが一番大事なことになります。